日本ふとん製造協同組合(JFMA)
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ふとんの用途・素材ごとの特性

ふとんの用途

固い場所に何も敷かず、身体に何も掛けずに寝ると、身体を痛めたり、体温が下がって健康を損ないます。
第一、寝心地が良くありませんね。快適で健やかな睡眠の為には、ふとん(布団)が大切です。

敷ふとんで身体を痛めることを防ぎ、掛けふとんで保温し、体温の低下を防ぎます。
また、座る時に用いる座ぶとん、こたつの熱を外部にもらさず保温するのに用いるこたつふとんも、『ふとん』の一種です。

掛けふとん

寝る時に身体の上に掛けるのが、掛けふとんです。
ふとんの縦サイズは、身長+35cm程度、横サイズは150cm~160cmが標準サイズです。
市販のものなら、150cm×210cm(シングル)が一般的なサイズです。
季節・気温に合わせて、合掛けや肌布団などを使い分けましょう。
カバーを掛けてお使いいただくと、衛生的です。カバーはこまめに洗いましょう。
ふとんのサイズ

敷きふとん

畳、床、ベッドの上に敷くふとんです。
ふとんの縦サイズは、身長+35cm程度、横サイズは100cmが標準サイズです。
市販のものなら、100cm×200cm(シングル)のものが一般的でしょう。
様々な種類のものがありますが、近年は、1枚のふとんでも底つき感がなく寝られるように、中芯にポリエステル又はウールの固わたを入れた三層構造の敷きふとんが開発されました。固わたを使用することで身体があまり沈み込まず、健康に良い寝姿勢を保つことが可能になります。
カバーを掛けてお使いいただくと、衛生的です。カバーはこまめに洗いましょう。

座ぶとん

床や畳の上に敷いて、座る時に用いる小さなふとんで、形は、基本的に正方形です。
用途・目的によって様々な種類のものがあります。
掛けふとんや敷きふとんと同様、外側の生地は様々な材質が使われており、中綿は綿、ポリエステル等が使われています。

サイズによって名称が異なり、茶席判(ちゃせきばん、43cm×47cm)、木綿判(もめんばん、51cm×55cm)、銘仙判(めいせんばん、55cm×59cm)、八端判(はったんばん、59cm×63cm)緞子判(どんすばん、63cm×68cm)、夫婦判(めおとばん、67cm×72cm)といったものがあり、一般的に使用されているのは銘仙判です。

西洋のクッションとは目的が異なりますので、ふかふかと柔らかすぎるものよりも、ある程度硬めのしっかりした感触の物の方が座りやすいでしょう。

こたつふとん

詰めものは、ポリエステルを使用した厚手のものが主流ですが、収納性を考えた薄手のものも開発されています。
さらに、保温性を高めるために羊毛(ウール)混や綿(コットン)混の詰めものを使用しているものもあります。

サイズは、お使いのコタツに合わせて選びましょう。
最近は、周囲に広がらない省スペースのこたつふとんも多くなっています。

ふとんの素材・種類と特性

ふとんの詰めものには、綿(コットン)、合繊(ポリエステル)、羊毛(ウール)、羽毛(羽根)、真綿が主に使われています。

詰め物(素材)別にみたふとんの特徴

掛けふとん

綿(コットン)素材の特徴 取扱い上の注意
繊維に撚りがかかっており弾力性、保温性が良い。また、吸湿性も優れている。打ち直しも可能である。 放湿性がやや劣るので、こまめに日干しをして乾燥させる必要がある。乾燥させないと重くなり、へたりも早くなる。
合繊(ポリエステル)素材の特徴 取扱い上の注意
軽く、弾力性があり、保温性が良い。また、ホコリが出ず、衛生的である。ホコリに敏感な人に向いており、取り扱いも楽である。 吸湿性はやや劣るが、透湿性がある。
羊毛(ウール)素材の特徴 取扱い上の注意
保温性が良く、吸放湿性にも優れている。また、弾力性が良く、難燃性でもある。蒸れ感が少なく、さわやかである。 弾力性はあるが、へたると回復しにくい。保管時に虫喰いに注意が必要である。
羽毛(ダウン)素材の特徴 取扱い上の注意
軽く、嵩高性があり保温性に優れている。また、吸放湿性にも優れている。蒸れ感が少なく、さわやかである。 嵩高なので、収納にやや嵩張る。保管時に虫喰いに注意が必要である。
真綿素材の特徴 取扱い上の注意
繊維が細く軽く柔らかく保温性に優れている。肌沿いも良い。 保管時に虫喰いに注意する必要がある。

敷きふとん

綿(コットン)素材の特徴 取扱い上の注意
保温性が良く、吸湿性に優れている。弾力性があり、安定感があるので、底つき感もない。 放湿性がやや劣るので、こまめに日干しをして乾燥させる必要がある。乾燥させないと重くなり、へたりも早くなる。
羊毛(ウール)素材の特徴 取扱い上の注意
保温性、吸放湿性、弾力性に優れている。薄いので、収納性が良い。 弾力性はあるが、へたると回復しにくい。保管時に虫喰いに注意が必要である。